2014年6月1日日曜日

とりあえず、マカロンを作ってみた

 次の職場に変わるまで、残っていた有給休暇を使って、少し自由な時間ができた。
 しかし、いざ時間に余裕ができても是非ともしてみたいという事があまりないことに気づいた。動物園に行って100枚のクロッキーを描く、新薬師寺に十二神将像を見に行く…その他これをしたいということが特別思い浮かばないのだ。

 とりあえず、今日は以前から作ってみようと目論んでいたマカロンを作ってみた。

本橋雅人『かわいいマカロン』
(日東書院)
参考にしたレシピは、本橋雅人さんの『かわいいマカロン』(日東書院)の中の「基本のマカロン」および「基本のバタークリーム」。準備は2、3日前から始めていた。というのも、レシピに「卵白を…冷蔵庫に入れて2、3日おく」とあったので。何でもしばらくこうして卵白を置いておくと卵白のコシが弱くなって、泡立ちがよくなるのだそうな。

 生地ができあがって、クッキングペーパーの上に絞り出すと、思っていたよりも柔らかく、予想の1.5倍くらいの直径にだらりと広がってしまった。
 昨日から急に昼間の気温が上昇し、猛暑日のようになっていて、今日も室内の温度が30℃前後になっていたので、生地が柔らかくなってしまったのか、あるいはメレンゲの状態がそもそもゆるすぎたのか…。まだまだ研究の余地がありそうだ。

 それにしても、本橋パティシエのレシピは、材料の分量が細かかった。
 マカロン約10個分で、卵白は50gなのだが、これを33gと17gに分けておかなければならない。これは、後にメレンゲと粉(粉糖とアーモンドパウダーをミックスしたもの)を混ぜ合わせるときに、卵白を少し残しておくと粉類と混ぜ合わせやすいためだからなのだそうだ。
 「基本のバタークリーム」の材料でも、無塩バター113g、グラニュー糖32g、とかなり指定が厳しい。
 しかし、その分、作り方も細かい点まで親切に書いてくれていたので、あまり迷わずに作ることができた。
形はイマイチだが、味は確かにマカロンだった。

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